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ネームとは、漫画を描く際、コマ割り、コマごとの構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したもの。単に「コマ割」「ラフ・ネーム」、「ラフ」、「絵コンテ」などと呼ばれる場合もある。狭義においては、キャラの台詞を指して言う場合もある。 映画・ドラマでいう絵コンテに近いもので、物語を映像的に語る力が問われる。つまり漫画の設計図であり、実質この段階でどういう作品に出来上がるかのほとんどが決定している。 手順は、まず漫画家と編集者が打ち合わせをしてからネームを描き、それを修正しつつ進めてから最後に原稿を描くことが多い。またストーリーを漫画原作者が担当したり、小説を漫画化する場合は、原作者が最初からネーム形式で提出するか、小説や脚本形式の原作を漫画家がネームにする。また『終わりのセラフ』のように、原作が小説家(鏡貴也)、絵を担当するのがイラストレーター(山本ヤマト)で共にネームに慣れていない場合、脚本形式の原作からネームを作成する担当者(降矢大輔)が加わることもある(降矢は「コンテ構成」としてクレジットされている)。 == 関連用語 == * 漫画原作 * ペン入れ * 絵コンテ * プロット (物語) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネーム (漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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